こんにちは、NTTデータ WinActor技術支援チームのM.Sです。

いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。

マイナーなライブラリのご紹介、今回は｢Excel操作(範囲値削除)｣ライブラリです。

ライブラリ格納場所：「18_Excel関連」＞「08_範囲」＞Excel操作(範囲値削除)

ライブラリの概要

指定した範囲のセルの値を削除することができます。

プロパティ画面はこのようになっています。

「開始セル」・「終了セル」には、指定する範囲の開始位置と終了位置をA1形式で設定します。

　例）・A3～C9の範囲を削除する場合

　　　　「開始セル」⇒A3　「終了セル」⇒C9

また、列全体・行全体を値削除する場合は、以下のように設定することができます。

　例）・A列～C列の値を削除する場合

　　　　「開始セル」⇒A　「終了セル」⇒C

　　　・3行目～7行目を削除する場合

　　　　「開始セル」⇒3　「終了セル」⇒7

実際に使ってみる

「在庫管理簿.xlsx」の表に記載されているデータを削除するシナリオを作ります。

「Excel操作(最終行取得 その４)」を使って表の最終行を取得します。

「Excel操作(範囲値削除)」で4行目から最終行までを範囲指定し、削除します。

実行する

表に入力されていた値を範囲削除することができました。

まとめ

1つのライブラリで、指定した範囲の値をまとめて削除することができるので、ノード数の節約にもなり便利ですね。

また、「Excel操作(行削除)」や「Excel操作(列削除)」を使用すると書式も削除されてしまいますが、

このライブラリなら表の罫線や色、列幅などが残るため気軽に使用することが出来ますね。

ただし、このライブラリは開始セルと終了セルをA１形式で設定する必要があり、

R1C1形式には対応していないため注意が必要です。

他にも、便利な活用方法などがあれば是非コメントをお願いいたします！

おわりに

この記事が面白かった、参考になったと思っていただけたら、ぜひ｢いいね！｣ボタンを押してください。

コメントもお待ちしています。それでは、また次回！

※｢いいね｣はユーザーフォーラムに会員登録済みの方がログインしているときに押下できます。

ユーザーフォーラムの会員登録はメールアドレスがあればどなたでも無料で登録できます。

会員登録すると、質問への回答が見れたり、共有シナリオや事例集のダウンロードといった特典があります！