使用するノードの優先順位(自動記録アクション>エミュレーション)
質問ではないのですが、情報共有のため、また、自身の備忘録のため、こちらに書かせていただきます。
社内のグループウェア(IE)からファイルをダウンロードする操作において、これまでは以下のように組んでいました。
①出力先フォルダパスをクリップボードに保持
②画面「出力先の指定」のファイル名の欄にカーソルが当たっていることを利用してエミュレーションで操作
[Home] (カーソルを先頭に置く)
↓
[Ctrl]+[V] (クリップボードのフォルダパスを貼付)
↓
[¥] ("¥"を入力)
↓
[Enter] (保存を実行)
しかし、先月くらいから[¥]が全角で送信されてしまい、それによりシナリオがエラー停止する事象が多発しました。
WinActorバージョンアップが原因なのか?それともWindowsアップデート?アプリケーション側の問題?
正常に半角で送信されることもあり、原因の特定には至っていません。
安定した実行ができるよう、以下のようなフローに修正しました。
①「文字列取得(WIN32)」でダウンロードするファイルのファイル名を取得
②「フォルダパスとファイル名の連結」で出力先フォルダパスとファイル名を連結してパスを生成
③「文字列設定(WIN32)」でパスを入力
④「クリック(WIN32)」で保存ボタンをクリック
エミュレーションキー操作は便利ですが、動作が不安定になったり、今回のように文字を送る場合に不具合があったりするので、
可能な限り「ライブラリ>04_自動記録アクション」を優先すべきだと教訓になりました。
ただ、修正が必要なシナリオがたくさんあって大変でした。
こういう場合に「シナリオファイル呼び出し」が上手に使えると良いんでしょうね。