分岐の条件に「等しい(曖昧)」を使ってみた
分岐の条件に「等しい(曖昧)」を使ってみました。
使われてる場面ってほとんど見かけません。
どんな用途に向いてるんだろう?と。
★のポイントだけ飛ばし読みで大丈夫です。
深堀りのきっかけになったスレッド
操作マニュアルの説明
等しい(曖昧)
文字列として値1 と値2 が等しいかどうかを比較する場合に選択します。
カナや英数字記号の全角/半角、英字の大文字/小文字の違いがある場合でも、等しいと判定されます。
テストに使ったシナリオ★
インプットボックス:変数
分岐:変数 等しい(曖昧) 値⇒東京都千代田区二番町3丁目
True
待機ボックス
False
待機ボックス
- Trueに分岐
東京都千代田区二番町3丁目
東京都千代田区二番町3丁目
→ 数字の全角半角は吸収してくれる - Falseに分岐
東京都千代田区二番町1丁目
東京都千代田区二番町3丁目1
→ 文字の相違は弾いてくれる
分岐の右辺を 値⇒東京都千代田区二番町セブン-イレブン麹町駅前店 でテスト
- Trueに分岐
東京都千代田区二番町セブン-イレブン麹町駅前店:「ハイフン」の変換で[半]を選択したものとイコールであることを確認
→ カナの全角半角は吸収してくれる - Falseに分岐
東京都千代田区二番町セブン‐イレブン麹町駅前店:「ハイフン」の変換で[全]を選択
→ 記号の全角半角は弾かれちゃう!?
分岐の右辺を 値⇒東京都千代田区二番町セブン?イレブン麹町駅前店 でテスト
- Trueに分岐
東京都千代田区二番町セブン?イレブン麹町駅前店
→ カナの全角半角は吸収してくれる - Falseに分岐
東京都千代田区二番町セブン?イレブン麹町駅前店
→ やっぱり記号の全角半角は弾かれちゃうっぽい
分岐の右辺を 値⇒東京都千代田区二番町1-1-1 でテスト★
- Trueに分岐
東京都千代田区二番町1-1-1:IMEオンで1-1-1をF8して確定
分岐の右辺を 値⇒true でテスト★
- Trueに分岐
True
true
TRUE
tRuE
True
true
TRUE
tRue
tRue
→ 英数の全角半角大文字小文字は吸収してくれる - Falseに分岐
tRue
TRUE:Excel操作(書式を含めたコピー)内のExcel操作(範囲コピー)でセルA1の値TRUEをコピー、「クリップボード」経由で変数に格納
→ スペースや改行コードを含むと、文字の相違として弾かれる
思い浮かぶ「等しい(曖昧)」の用途★
- 表記ゆれを許容する場面
たとえば表記ゆれが多い住所の判定(3丁目と三丁目は等しくないと判定されるので、万能ではなさそう) - がtrue/がfalse の代わりに、分岐の左右を出し分けたい場面
テスト前に抱いていた淡い期待
- ニーズが多めな用途にも案外適応するのかも → そこまででもなかった
- 「含む」も代用できちゃうかも → 「含む」はやはり正規表現で対応する必要がある
雑感
- 分岐のプロパティの分岐名は大文字始まりなんだ、、
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