[訂正]スクリプトから待機ボックスに、変数の現在値を含んだ値を渡せた
旧タイトル:変数の現在値をスクリプトに差し込むには”%変数名%”が有効
スミマセン。「スクリプトに差し込める」は、正確な表現ではありませんでした。
期待ほどの用途も見出せませんでした。
★以降に追記しました。
☆ここは当初の投稿内容
Ver.630です。
WinActor_操作マニュアル.pdf 内、%変数名%の説明
%変数名%という書きかたを使って、変数の現在値を差し込むことができます。
今回の収穫
ライブラリのスクリプト内で、"%変数名%"が使えました。
マニュアルの「%変数名%の利用できる箇所」の表に含まれてないので非公式みたいです。
もしかしたら、今後のアップデートとかで使えなくされちゃうこともあるのかもしれません。
%変数名%は、ここでも取り上げられてました。
忌み嫌われがちな%変数名%ですが、積極的に使いたい場面が出てきました。
ここです。
使いかた
「文字列の連結(nつ)」のスクリプトを、たとえばこうします。
result = !文字列1! & !文字列2! & "%文字列3%"
%変数名%を、ダブルクォーテーションで囲います
変数「文字列3」の現在値も連結できました。
"%変数名%"の活用シーン
"%変数名%"は、設定タブに表示されません。
仮に100個の変数を連結したい場面で設定タブを使うと、変数の加減とか順序の入替のメンテがタイヘンそうです。
シナリオが軌道に乗るまでは、テキストエディタで置換等をうまく使って生成したテキストをスクリプトに貼り付けてメンテしようと思います。
何通りか試す限り、ライブラリのスクリプトタブ左下、「変数をほかのスクリプト実行アクションと共有する」のON/OFF状態とは無関係のようです。
デメリットは、先のスレッドの内容が概ね当てはまりそうです。
応用
"%変数名%"は、もっとポテンシャルを秘めてそうです。
使いかたのアイデアがあれば、教えてください。
★ここから追記
再度試したパーツ構成
文字列の連結(nつ)
文字列1:値⇒あああ
文字列2:値⇒いいい
スクリプト:!文字列1! & !文字列2! & "%文字列3%"
待機ボックス:連結結果
クリップボード:値を設定変数「文字列3」の初期値:ううう
実行結果
- 待機ボックスの表示:あああいいいううう
- 変数の現在値:あああいいい%文字列3%
- クリップボードから張り付けられた文字列:あああいいい%文字列3%
まとめ
「待機ボックスって%変数名%に対応してるよねー」ってだけのことでした。
強いて収穫を挙げるなら、「スクリプトから待機ボックスに、変数の現在値を含んだ値を渡せましたよ」ってことくらいです。
どう活用できそうか。
人とRPAの協業運用で、人が分かりやすいメッセージを出すくらいでしょうか。
ほかに見出せたら続報します。