WinActor Ver.7で同じウィンドウ識別ルールに合致するウィンドウを追加で開いた場合のフォーカス
【バージョン】
5.2 -> 7.3.1に変更
【症状】
同じウィンドウ識別ルールに合致するウィンドウを追加で開いた場合、Ver5.2.1とVer7.3.1でフォーカス先が異なる
Ver5.2.1 -> 追加で開いたウィンドウ
Ver7.3.1 -> 最初に開いたウィンドウ
【対象ライブラリ】
エミュレーション他、ウィンドウ識別ルールを利用するノード全て
ウィンドウ識別クリア
【詳細】
最近になってWinActorのバージョンをVer5.2からVer7.3.1に引き上げています。
その際、下記記事のように、同じウィンドウ識別ルールに合致するウィンドウを追加で開く(アプリの仕様上、開かれてしまう)シナリオがあります。
マイナーなライブラリ使ってみた「ウィンドウ識別クリア」 | ユーザーフォーラム (winactor.com)
Ver5.2では「ウィンドウ識別クリア」を用いることで、後から開かれたウィンドウにフォーカスしてアクションするため問題ありませんでした。
しかし、Ver7.3.1では「ウィンドウ識別クリア」を駆使しても常に最初に開いていたウィンドウを対象にしてしまいます。
Ver7.4で「起動済みのブラウザに対する操作」が可能になりましたが、本件はWebブラウザではないアプリケーションが対象です。
シナリオの都合上、処理を行いたくないウィンドウを閉じてから新たにウィンドウを開くことは出来ません。
また、本件に関わる既存のシナリオが10件前後あるため、可能であればシナリオごとの設定ではなく、exe側での対応が望ましいです。
既存のシナリオを更新する場合は、下記記事のようにウィンドウハンドルを変数に入れる方式が良いでしょうか。
【小技】ウィンドウ識別名を変数で指定する方法 | ユーザーフォーラム (winactor.com)