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皆さんこんにちは。
前回はヒストグラム探索用マクロ作成について投稿をしました。
今回は、作成したマクロを使い、マニュアルに沿いながらシナリオを作成しました。
シナリオ自体は、前回作成した「ヒストグラム探索.json」をWinActorEyeライブラリ「マクロ読込み実行」で
読込み、「登録」ボタンをクリックするというとても簡単な処理で、
マニュアルに沿って作成すれば迷うことなく作成できると思います。
簡単な処理でも、実際に自分でシナリオを作ることで、
なぜこのライブラリを使うのか、どのような意味があるのか、というライブラリを設置する意味が
分かってきます。サンプルシナリオを読み解くだけでは、きっとここまで理解することは難しかったと思います。

今回作成したシナリオ内に「画面サイズ、位置設定」、「ウィンドウ前面化」、「画面サイズ、位置取得」の
ライブラリが設定されています。
「画面サイズ、位置設定」は、動作を安定させるため、対象画面を固定させています。
「ウィンドウ前面化」は対象画面をWinActorEyeで取得するために前面化を入れています。
「画面サイズ、位置取得」現在の画面の座標情報を取得し、その座標を元に四則演算で計算し、
 実際に処理したい座標を取得するためにライブラリが設定されています。
このライブラリの設定は、今回のシナリオだけに限らず、WinActorEyeを使用する際は必要になるライブラリになると思うので、
セットで覚えていきたいと思います。

しかし、今回のマニュアルで一点、疑問点がありました。
分岐の条件式で、「処理結果」が「等しい」「値⇒OK」という条件なのですが、
変数「処理結果」を使用している箇所がありません。
マニュアルには、「処理結果」の初期値に「OK」と設定するようにと記載があります。
この分岐の条件だと、「OK」以外にならないのではないかと思いました。
分岐を使わずに、マクロ実行が正常に実行されたら、そのまま処理が進み、エラーになった場合のみ
例外処理などを入れ、シナリオを停止させる処理があればいいのかなと個人的には思いました。

一点疑問はありましたが、その他は初心者でも分かりやすく、説明書きがあるので、
マニュアルを見ながら簡単なシナリオを作成することは、いい勉強になっています。
今後もマニュアルに沿って、WinActorEyeを学習していきたいと思います。

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