WinActorV7に追加された機能を学習してみた感想
皆さんこんにちは。
今まではV6でのシナリオ作成がメインだったため、V7はあまり触る機会がありませんでしたが、
ライセンス更新に伴い、V7を使う機会が増えると思い、V7に追加された機能を学習しようと思いました。
今回はV7から追加された以下の機能について学習した結果を私個人の感想にはなりますが、
皆さんにも共有したいと思います。
■OCRマッチングノード
文字列で検索できるのはありがたいことですが、フォントやサイズに変わるとマッチングされない場合があります。
OCRの性能に依存すると思うので、しばらくは画像マッチングの補助として使えば良いかと思いました。
ボタンのラベルは変わらないが、状態により、背景色などが変わる物に対しては使えるかと思います。
■OCRマッチングのテスト結果表示機能
OCRマッチングで読みとれた文字情報を画面上に表示できる機能です。
OCRマッチング結果が正常の場合には、出番がないかと思いますが、OCRマッチング結果が失敗の場合には、
OCRマッチングノードの「テスト実行」と「結果表示」を使ってマッチング対象文字列が存在しない、若しくは
誤認識されたかを確認する時には使えるかと思いました。
■表示言語切り替え機能
WinActor上の表示言語を切り替える機能ですが、言語を切り替えて見るとメニューやノード名などは切り替わりましたが、
フローチャート上に配置したノードやライブラリの名前は切り替わらなかったです。
プローチャート上の物も切り替わって欲しかったんですが、少し残念と思いました。
でも、海外でWinActorを使ている方の場合には、資材について日本語版か英語版か意識することが不要になったから、楽になるのでしょうかね。
■お気に入り機能
個人的には追加されて一番嬉しかった機能になります。
シナリオを作成するとよく使ってるライブラリなのに、どこだったかなとすぐ思い出さない場合もありますね。
よく使われているライブラリをお気に入りに登録することで、探す手間もかからずシナリオ作成時間の短縮に繋がると思います。
■シナリオ/タブの追加及び一覧について
私、自身はタブが隠れるぐらいまで、サーブルチンを作らないですが、サーブルチンを多く作る方には嬉しい機能になりそうですね。
■プチライブラリから一部ライブラリの取り込み
よく使われそうな六つのプチライブラリが基本ライブラリとして追加されましたね。
追加されたことはありがたいですが、個人的にはより多くのプチライブラリが基本ライブラリに追加されて欲しいですね。
シナリオ作成環境によっては、外部のネットワークとつながらずに隔離され、プチライブラリサイトからダウンロードできない場合が多かったので。
最後までご覧いただきありがとうございました。