Xpathの記述について(「クリック(IE)」をブラウザ関連の「クリック」に変更する)
こちらの質問に回答したときに、参考として載せたリンクで
NTTATさんが、イベントで使用された資料がありまして、Xpathについての記述が参考になる!と思って、リンクを載せました。
https://winactor.biz/event/docs/WinActor_XPathElementSelectionMethod_1.pdf
しかし、この資料でのXpathの記述が、違うんじゃないのか、という話になりまして、実際に検証してみた結果をお知らせします。
リンク先の資料の6ページ
クリック(IE)などの「対象コントロール指定」の詳細設定
aタグの
tag indexが値⇒130
となっています。
そして説明では
これをChromeでXpathで指定するには
//a[130]
とするとよい、といった説明になっています。
130番目の aタグをクリック、なるほど~、こうやって置き換えるといいのか、とこれを読んだときは納得しました。
しかし、
この資料が話題になった投稿のココさんのコメントで
「5 ページの「 [0] で先頭の要素」という部分」、[0]という指定がXpathではそもそも使えないのではないか、ということなのです。
ということは・・・
130なら、129とか131とか、1つ、ずれるのか???
というわけで、検証してみました。
このユーザーフォーラムのトップページ、質問のリストの上には、カテゴリ別のタブがあり、一番右が「その他」です。
Chromeでブラウザ起動して、クリックで使用するXpathだと、
//a[9]
という記述で指定できるようです。(一つの親要素の下にaタグが9つも並んでいるのは、このページには、他にないのでクリックできるようです。)
一方、IEでページを表示して、クリック(IE)を使うと
詳細設定の
tag index は 値⇒34
となりました。
「クリック(IE)」でのtag indexの数字の考え方と、Xpathの[]内の数字の考え方は、全然違うようです。
資料に書かれている、数字をそのまま置き換えればよさそう、という考え方では、うまくいかないようです。
Xpathの指定については、そもそも、このような数字を指定する方法は、どうにも不安定要素が多すぎるため、あまりこのような記述の方法をとることは少ないかもしれませんが、今回これらを通して、Xpathの記述についての理解がかなり深まりました。
リンク先の資料について、や、Xpathの記述について、ぜひいろいろ回答に書いてみてください。
追記:
ココさんが回答で aタグを載せてくださいましたので、こちらは、ライブラリの「IE操作(Debug全タグ情報詳細版)」で取得したaタグの情報を画像で載せます。これだと34となってますね。情報の取得の仕方が、違うんでしょうか。後でじっくり見てみます。