【WA0023】ブラウザ自動記録のちょっとした進化
こんにちは、NTTデータ WinActor技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
今回は、Ver7.3.0以降の自動記録の、とある改善点についてご紹介します。
自動記録をよく活用されている方にとっては嬉しい進化だと思いますので、
ご参考にしていただければ幸いです。
【改善点】
Ver7.3.0より前のバージョンでは、Chrome/Edge/Firefoxのブラウザでの自動記録中に
画面遷移が発生すると、そのまま遷移後の画面を操作しても、ノードの生成がされませんでした。
ですが、Ver7.3.0以降のバージョンでは、遷移後の画面を操作した場合でも
自動記録が可能になっており、継続してノードが生成されるようになっています。
これによって、画面遷移時の記録停止や、
記録の開始ごとに生成される「ブラウザ起動」や「ページ表示」の整理などが減り
自動記録がより便利になりました。
改善点としてあまり大きく取り扱われていない情報の為、「知らなかった!」という方は
是非一度お試しください。
【注意点】
ログインやリンクのクリック後に別タブ(別ウィンドウも含む)で開く画面についても
記録の停止を行わず、継続して自動記録が可能です。
しかし、このシナリオをそのまま実行すると画面遷移後も
最初に操作した画面内で指定したXPathを探してしまう為、エラーとなります。
「ブラウザ起動」→「ページ表示」→「クリック」→(別タブに遷移)→「クリック」
上記のように操作中に別タブへ画面遷移するシナリオの場合は、
別タブに遷移するタイミングで「次のウィンドウへ移動」を手動で挿入してください。
※ライブラリ23_ブラウザ関連>「次のウィンドウへ移動」
※「次のウィンドウへ移動」は元のウィンドウと別タブが関連づいている場合に限り有効です。
元のウィンドウと別タブに関連づけが無い場合、別タブでの操作でエラーとなります。
本投稿の動作環境
OS:Windows10
WinActor:Ver7.3.1
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