DXコンサルが必要とされている背景とは?DXコンサルを活用するメリット
DXを実現させ、企業価値を向上させている企業が増えてきている一方で、DXに失敗している企業もあります。その差は知見や人材の差でしょう。DXをより確実に成功させるべく、DXコンサルティングサービスを利用する企業も多いです。
そこで本記事では、DXを成功させたい企業に向けて、DXコンサルティングサービスが必要とされている背景や、DXコンサルを利用することのメリットなどについてまとめてご紹介します。
INDEX
DXコンサルタント企業が必要とされている背景
DXコンサルタントが必要とされている最大の背景として、DXを実行できる人材が不足している現状があります。DXを推進するには、プログラミングやAIなどのスキルを持っている人材が自社に必要となりますが、自社にそうしたDX人材がいない企業も少なくありません。そこで、DX人材を自社で育成しようと思ったところで難しい現状があります。
また、少子高齢化などの影響もあり、自国のDX人材は今後も不足していくので、人材不足の傾向が止まることはないでしょう。
そのような現状から、自社だけでDXを実行するよりも、豊富な知識や成功事例を持っているコンサルタントと相談しながらプロジェクトを進める企業も多いです。
DXコンサルティングファームを利用してDXを推進するメリット
DXコンサルティングファームを利用するにも、コストがかかってしまいます。そこでDXコンサルを利用するメリットをあらかじめ把握しておくことは重要でしょう。以下でDXコンサルを利用するメリットをご紹介します。
事例や知識、スキルを活用して最善の方法でDXを実現できる
DXコンサルを利用することの最大のメリットは、DX経験が少ない企業でも、最新の事例や知識などを活用してDXを進めることができることでしょう。多くの場合、DXコンサルティングサービスを展開している企業では、同じようなDX事例を多数経験してきていますから、DXを成功させるためのポイントをよく理解しています。
そのため、DXコンサルを利用すれば、自社のみで実行するよりも、成功確率を高められるでしょう。
自社のDX人材を育成することにもつながる
そもそも、DXコンサルを依頼する企業の場合、どこの企業もDX経験が豊富であることは少なく、自社に経験や知見がある人材がいることも少ないケースがほとんどです。
しかし、経験豊富なDXコンサルタントに手伝っていただくことで、自社のDX人材を育成することができます。DXコンサルタントの動き方を見ながら一緒に働くことで知見が深まり、今後またDXを実行する際に人材の育成がスムーズに行えるでしょう。
自社だけでは提案できないようなアイデアも提案してくれる
第三者視点を入れることで、思いもよらないアイデアが生まれてくる可能性もあることが、DXコンサルタントに依頼する魅力のひとつです。
自社内だけではしがらみなどがあって提案できないような革新的なアイデアも「コンサルタントからの提案」、つまり、社内の人間関係などに関係なく客観的な視点であることを社内に伝えることで、実行まで持っていくことができる場合もあるでしょう。
NTTデータのDXコンサルティング
NTTデータは、お客さまの事業変革パートナーとして、テクノロジーを活用して最適な変革の形を提案し、実現するために伴走するコンサルティングサービスを提供しています。
小売・流通業界、モビリティ業界、食品業界、製薬・ライフサイエンス業界、医療・ヘルスケア業界、保険業界など、あらゆる業界にコンサルティングサービスを提供してきた実績・知見から、お客様に最適なDXを提案できます。
お客さまの企業価値向上をサポートするのは、NTTデータグループが擁する2,400名の専門性を持つコンサルタントたちです。戦略提案から、技術の実装、データサイエンスを駆使した分析まで、あらゆる場面でテクノロジーを活用して支援します。
小売・流通
小売・流通業界では、デジタル化の進展により、消費体験は以前よりも豊かになりました。従来の機能性・合理性が重視されるビジネスモデルよりも、より共感やウェルビーイング(精神的幸福)が消費体験に求められるようになってきたとも言えるでしょう。
そこでNTTデータは、より消費者それぞれに合ったC2M(Consumer to Manufacturer/完全受注生産)型サプライチェーンを実現させるためのアプローチで、お客様のDXをサポートします。
モビリティ
自動運転技術の出現や電気自動車の普及など、今まさにモビリティ業界は激動の変革の真っ只中です。これまでとは違うカスタマージャーニーが生まれ、ヒトの移動、モノの移動、コトの移動の新たな形が発明されていくでしょう。
そこで、モバイルデータを活用した顧客体験の向上や、パーソナライズされた空間の提供など、デジタル技術を活用した新たなモビリティサービスの実現を、NTTデータのDXコンサルティングがサポートします。
食品
食品業界にも、デジタル技術を活用した変革の波が押し寄せてきています。例えば、新しい商品開発の場面で、NTTデータのデジタル技術を活用したデジタル駆動型開発サービスを提供しています。データから見出されたより深い洞察をもとに、顧客へさらなる高付加価値商品を提供できるようになります。
また、AIやIoT、ブロックチェーンなどの技術を活用し、より「カスタマードリブン」なサプライチェーンを構築するサポートも可能です。
製薬・ライフサイエンス
製薬・ライフサイエンス業界でも、デジタル技術を活用したビジネス変革が進んでいます。例えば、治験やマーケティングのデータドリブン化や、難病の早期診断・発見のような場面にまで、デジタル技術を活用し、より高付加価値なサービスを実現することが可能になってきています。
NTTデータは、国内最大級の医療ビッグデータ分析・活用ケイパビリティなどをもって、お客様のビジネス変革をサポートします。
医療・ヘルスケア
医療・ヘルスケア分野においても、デジタル技術とデータ活用が進んできています。疾病予防・健康増進のための健康管理システムや災害・急病発生時の救急搬送システムなど、デジタル活用によって医療・ヘルスケアサービスの改善に貢献できることは少なくありません。
2,000団体、400万人以上の健康管理にご利用いただいているクラウドサービス「Health Data Bank」など、NTTデータ独自の技術・サービスでお客様の成長をサポートします。
保険
保険業界においては、AIなどの最新技術によって、外部環境が変わっていくことにより、変革はもはや必至のものとなるでしょう。
見込み顧客の選定にAIを活用し、AIがトップセールスのノウハウをもとに成約率の高いトークスクリプトを生成、契約申し込みはより自動化されるなど、さまざまな変革が予想されます。また、AIのサポートにより、日々の健康状態をサポートするビジネスモデルなども考えられます。
今後生き残っていくためにも、保険業界のDXは不可欠です。豊富な実績のあるNTTデータが変革の実現をサポートします。
DXコンサルをお探しならNTTデータ
以上、DXコンサルが求められている背景や、DXコンサルを利用するメリットなどについてご紹介しました。
DXコンサルが求められている最大の背景には、DXを実現できる人材が不足していることがあります。DXを実行するには、プログラミングスキルやプロジェクトマネジメントスキルなど、さまざまなスキルが求められます。それだけ多くのことをできる人材は市場にも不足しており、結果として自社で育成しなければなりませんが、育成もまた難しい現状があります。そこでDXコンサルを依頼する企業が増えてきている、ということです。
NTTデータはDXコンサルティングの実績も豊富で、専門人材も多数擁しています。ぜひNTTデータのDXコンサルティングサービスのご活用をご検討ください。
FAQ
RPA「WinActor」は、どのような業務に活用できますか。
原則として、Windows上でのすべての作業でご利用いただけます。 具体例として、受発注情報の基幹システムへの登録や、複数システム間の情報連携、ソフト開発での検証作業等での利用実績がございます。
RPA「WinActor」は、どのくらいの稼動削減の効果がありますか。
業種や対象のデータ、文書によります。お客様による実証実験では、RPA「WinActor」を利用することで、実験の対象とした業務について最大99%の削減が可能となったケースもございます。導入事例はこちら
RPA「WinActor」が実際に動作している様子を見られますか。
担当者がお伺いしてデモを実施いたします。製品のお問い合わせよりご相談ください。また、各種展示会やイベントにも出展をしております。出展イベント情報についてはニュースをご覧ください。
RPA「WinActor」はどのような特長がありますか。
WinActorのシナリオはフローチャート図として表示されます。フローチャート図は直感的な操作で編集できますので、シナリオの微修正、チューニングであれば、プログラミングの知識がなくても対応ができます。詳しくはWinActorの製品説明をご覧ください。