【WA0214】「標準ユーザー用」WinActorの特徴いろいろ
こんにちは、NTTデータ WinActor技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
WinActorには「管理者ユーザー用」と「標準ユーザー用」の2種類ありますが
今回は「標準ユーザー用」WinActorの特徴をいろいろあげてみたいと思います。
※「管理者ユーザー用」についてはこちら ⇒ 【WA0212】「管理者ユーザー用」WinActorの特徴いろいろ
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①「標準ユーザー用」WinActorの資材のファイル名には「_inp_」がつきます。
展開後のインストーラー名は「WinActorSetup_NoPrivileges.exe」です。
②「標準ユーザー用」のインストールには「管理者権限」は不要です。
→ WinActorを使用するユーザーアカウントがアクセス権(読み込み・書き込み・実行)を持っている場所に
管理者権限なしでインストールします。
例)ユーザーのデスクトップにインストールする、ローカルの [C:\] 直下にインストールする 等
③そのままインストールすると ユーザーのデスクトップ に「WinActor7」のフォルダ名でインストールされます。
④インストールフォルダの中に「unins000.exe」というファイルは存在しません。
参考)【WA0174】WinActorの資材種類を見分ける(Ver.7)
⑤インストールした後、WinActorを使うときにも管理者権限は不要です。
※もともとユーザーに権限のある場所にインストールするので、そのままの権限で使用します。
⑥異なるユーザーアカウントでパソコンにログインした場合、WinActorの製品IDが異なります。
※「製品ID」についてはこちら ⇒【WA0210】「製品ID」についてのいろいろ
なので、ユーザーアカウントを切り替えて使いたい場合は、WinActorを使うユーザー数分のライセンスが必要です。
1つのライセンスをユーザー間で共有することはできませんが、反対に、ライセンスを2種類購入し
ユーザーアカウントごとに異なるライセンスを登録して使用することが可能です。
= ユーザーAはフル機能版、ユーザーBは実行版 というような使い方ができます。
参考)【WA0165】1つのライセンスを複数ユーザーで使うときは「管理者ユーザー用」
⑦WinActorをバージョンアップするとき、バージョンアップ対象のWinActorを指定する必要があります。
インストーラーを実行すると、途中で「インストール先の指定」ダイアログが表示されますので指定してください。
参考)【WA0179】WinActorをマイナーバージョンアップする(Ver.7)
⑧アンインストールする際は、Windowsの「アプリと機能」や「プログラムと機能」には表示されませんので
手動でインストールフォルダを削除します。
⑨【注意!!】「標準ユーザー用」を使っているパソコンに「管理者ユーザー用」をインストールすると
製品IDが変更され、登録されているライセンスを使用できなくなります。
参考)【WA0206】【注意!!】標準ユーザー用を使っているPCに管理者ユーザー用をいれると、、
⑩【注意!!】「管理者ユーザー用」をインストールしたことがあるパソコンに「標準ユーザー用」をインストールしても
「標準ユーザー用」として動作しません。
例)ユーザーアカウントごとに異なるライセンスを登録できない(関連:本投稿の⑥)
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★基本的には「管理者ユーザー用」のWinActorをご利用ください。
・管理者権限でのインストールがどうしてもできない
・ユーザーアカウントごとに違うライセンスを登録する必要がある
など特別なご事情がある場合は「標準ユーザー用」の利用をご検討ください。
※「管理者ユーザー用」と「標準ユーザー用」でWinActorの機能(シナリオ作成機能や実行機能)に違いはありません。
★すでに導入済みの「標準ユーザー用」が上記の特徴にあてはまらない場合、
正常にインストールできていない可能性があります。
「なにかおかしいかも??」という場合は詳細を添えてお問い合わせください。
以上、なにかのお役に立てば幸いです。
<本投稿の動作環境>
OS:Windows10
WinActor:Ver.7.5.0
ライセンス方式:ノードロックライセンス方式
<お願い>
本投稿に関しての問合わせにつきましては、
恐れ入りますがコメントではなく、個別問合せにてお願いいたします。
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