バージョン7.4 ライブラリ最新化 による不具合に関して
いつも、フォーラムでは諸先輩方にはお世話になっております。
タイトルの件ですが、当社ではWinActorをバージョン4から使用しておりまして、
バージョン自体は順当に上げてきており、現在も最新の7.4を使用しています。
ただ、ライブラリの内容はシナリオによっては、旧バージョンで作成したものをそのまま使用していた経緯もあり、
今回、タイトルにある「ライブラリ最新化」を適用して一気に情報の近代化を目指しました。
その際に2点ほど気になることがありましたので、これは一般的な症例かそれとも当社などレアなケースなのか気になりましたので、
一度報告させていただきます。
本来であれば、その画像を掲載すべきところでしょうが、取引先のものであったりということもありましたので、
テキストにて報告いたします。
症例1.変数で指定したファイルパスが消えてしまう。
バージョン6で作成したノードのいくつかで現象を確認しました。エクセルのファイルパスの指定を変数で行っていたのですが、
それが特定のノードで、ほぼ確実に飛んでいました。すべてのノードではなく、特定のノードで、いくつかの個所で使用したもの、
または、別のシナリオで使用したものでも、ほぼ確実に飛んでいました。
動作確認でもぐらたたき的にやらざるを得なく、疲弊しました。
症例2.分岐やループの中のノードが消えてしまう。
分岐やループなどのフローのフレームになるノードは再現されているが、その中に配置されていたはずのノードが消えていました。
そうとは知らずに実行すると、ループからいつまでも抜け出さなくて、様子を見ると…ループの中にアクションノードが
一つもなかった、という事例です。
取引先で、良かれと思ってやったのに、という気分になりました。
あと、並列で分岐に配置したノードは、trueルートは全滅していたのに対して、
falseルートは無傷で残っていた(おかけでリカバリ自体はすぐ出来ました)というミステリー仕様でした。
「ライブラリ最新化」は手順は、フォルダ指定(一度シナリオを選択してから、フォルダ名だけ残して選択)して、
いくつかぶら下がっていたシナリオを一括で更新しています。
それ以外には特段不思議な動作は交えていないつもりですが、状況としてお伝えできる情報は以上になります。
同様のことが他所でも起こっているようでしたら、症状について対応願えたらと思いましたので、ご報告までいたしました。