RPAの理想と現実
いろんな記事やセミナーでRPAは「魔法のツール」ではないと説明しています。
参考:
以下のような記事は探せばいくらでも出てきます。
WinActorラウンジ2019レポート : パネルディスカッション 「WinActor全社展開推進」
https://winactor.com/walounge2019/panel/
アフラック生命保険 高木氏 : 弊社では2017年にプロジェクトを起ち上げた際、コンサルの方々が(経営陣に対して)
「RPAは魔法のツールで、これを入れればかなりの人員削減ができる」という“すばらしい”説明をされた結果、
自動化希望の対象業務が大量に出てきました。
↓
アフラック生命保険 高木氏 : 現在は目標の7合目から8合目まではきているのではないかと感じています。
この1年半の経験で、WinActorに限らずRPA製品は「止まる」「手がかかる」「魔法の製品ではない」
ということが分かりました。
RPAは“魔法の杖”ではない――導入失敗、5つの「あるある」と防止の秘策
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1911/27/news030.html
「RPAは魔法のツールじゃない」 年間8500時間を削減、リクルートはロボットに何をさせた?
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1808/20/news021.html
魔法のツールではない、JTBが直面した壁
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/nc/18/112800083/112800001/?n_cid=nbpnxt_mled_itm
なのに、まだ誤解を生むような記載やイベント、セミナー、コンサルの説明があります。
結果として、「簡単」っと聞いていたのに勉強をして挫折する人が出てきます。
(いい加減、「魔法」とか止めないかな。
何年も記事が出ているのに未だになくならない。)
参考:
【セミナー受講中】全然わかりません。もう嫌だ。
言葉で飾らずに「現実はこうなんだ」と言ってきませんか?
コンサルや販売ベンダーが語る「理想」は違うのだとRPAを扱っている人は知っています。
他製品に変えれば簡単になる? そんなことはあり得ません。
RPAを扱っている人が積極的に情報発信をすることで、こういった「誤解」、「幻想」が解消されればと思います。