WinActorアンバサダーコラム Vol.5(西山 純一)
『共通する課題を各大学が個別に解決するのは非常にムダである』
(タイトルの通り、以上!で終わりでいいんですが)
こんにちは。WinActorアンバサダーの西山です。
2月2日に、岩手大学・弘前大学の方が新潟大学に来てくださり、情報交換会と併せて
『RPA合同製作会』を実施しました。
本件は、各大学の実務に精通した科研費担当者が集まり、共通する課題に対して、
『課題整理→理想的な形の共有→自動化を前提とした業務の再構築→RPAロボットの製作』までを一緒に経験・体験し、そして実際に課題も解決させるというトライを実施したものです。
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いままで2年間、RPA推進担当者として活動した中で
『共通する課題を各大学が個別に解決するのは非常にムダである』
と心底感じており、本件はそれに対するチャレンジです
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じゃあ集まってワイワイ解決しようぜ!という趣旨で上記の会を実施するに至りました。
当日は、全員うんうんと悩みつつも、大学を超えた担当者らが協力しながら知恵やノウハウを出し合い、仮説の立案と実証を繰り返す、まさにアジャイルな開発を行いました。こういうのって、最初の1歩の経験がとっても大事です…けどなかなか機会が持てないんです。アンバサダーとして、役に立ちたいなと、ずっと思っていました。
そして、代理店の強力なサポートもあり、無事、自動化することができました。
(正直、一日で着地するにはWinActorに精通した人が同席していないと厳しいな、というのも収穫でした。代理店を通じて、ぜひノウハウを共有してほしいです)
また、RPAに限らず、便利なExcelのフォーマットの共有や、情報交換の過程で課題が解決するなどの実りもあり、そしてなにより誰にも相談できない科研費担当者の孤独を解消することができたと感じています。
私は大学間連携が自身の使命と考えていますが、それが正しいと再認識しました。
参加してくださった大学の信頼関係が、さらに一段階上がった気がします。
無事にシナリオが動いた時に『おぉぉぉ!!』ってみんなで喜ぶことができました。
喜びの共有って素敵ですよね。
引き続き、大学を超えて交流する越境体験の場を提供することで、関係大学の事務改善だけでなく、事務職員の成長に繋げたいと思っています。
真面目な話おわり。当日はめちゃめちゃ楽しかったです!
西山 純一(Nishiyama Junichi)
国立大学法人 新潟大学
学術情報部情報企画課 RPA推進担当