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こんにちは、NTTデータ技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
 
今回はNew UIの読取範囲指定の種類について紹介いたします。
 
 
読取範囲指定はAIによるOCRを実行する際に使用するAIモデルの種類を指します。
読取範囲指定はまず文字、文字以外、その他を選択します。
 

 
文字:文字の場合
文字以外:チェックボックスやマークシート・押印の場合
非出力:旧UIからのインポート用。通常は選択しません
その他:OCRをせずに手入力をする場合
 
<文字>
手書き文字は「全ての文字」、印字なら「活字」をまず選び、読取精度の結果によってほかの条件を選び調整をします。
[全ての文字]や[活字」以外のモデルでは、出力する文字種を限定しています。
[数値]なら0~9の数字、[カタカナ]ならカタカナ・数字・一部記号と一定の範囲の文字種に限定されます。
例えば[数値]を選ぶと、読取結果(出力)は0123456789の文字を組み合わせた数字となります。
[数値]を選ぶと、仮に「あいうえお」であっても、数字が出力されます。
 
ただし、書かれている文字が数値であっても[全ての文字]や[活字]モデルの方が読取精度が高い場合もありますので、
[数値」など文字種限定モデルを選ぶ際は、[全ての文字]や[活字]での出力結果と比較したうえで
平均的な精度が高い方を選んでご利用の帳票に合わせて利用してください。
 

 
出力される文字の詳細はDX Suite_クラウド AIOCR モデル仕様書で確認いただけます。
ヘルプセンターの下記資料一覧のページにある
「DX Suite_クラウド AIOCR モデル仕様書_第1.16版 」をご確認お願いします。

■DX Suite 資料一覧
 
 
読取結果に応じて他の読取条件での読取りを再度試したり
結果を比較して精度が高い読取条件を帳票にあわせて利用しましょう!
 
以上、ご参考になれば幸いです。
 
<本投稿の動作環境>
DX Suite(クラウド版) v1.114.0
 
<お願い>
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 恐れ入りますがコメントではなく、個別問合せにてお願いいたします。
★お問合せ方法はこちらのコラムをご参照ください

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