【WA0210】「製品ID」についてのいろいろ
こんにちは、NTTデータ WinActor技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
今回はWinActorの「製品ID」についていろいろまとめてみました。
---------------------
①WinActorの「製品ID」は、そのWinActorを特定する名前のようなものです。
②[ヘルプ] → [バージョン] → [製品IDをファイルに出力] からファイルに出力することができます。
※「WinActorProductID_」で始まるファイル名で出力されます。
③出力したファイルを開くと、たくさん文字が並んでいます。
この文字列の最初の8文字部分が、製品IDファイルのファイル名につけられています。
④Windows10等のクライアントOSに導入された「管理者ユーザー用」WinActorでは、
パソコン内のすべてのユーザーアカウントで同じ製品IDが出力されます。
「標準ユーザー用」のWinActorでは、ユーザーアカウントごとに異なる製品IDが出力されます。
参考)【WA0212】「管理者ユーザー用」WinActorの特徴いろいろ
【WA0214】「標準ユーザー用」WinActorの特徴いろいろ
⑤ライセンス発行の際は、どのWinActor用にライセンスを発行したいのか、製品IDで知らせます。
⑥ファイル名の8文字が違うライセンスファイルは登録できません。
⑦ライセンスを登録している状態からライセンスクリアすると、ファイル名に同じ8文字がついたライセンスクリア証明書が出力されます。
⑧ライセンスクリアすると製品IDもクリアされます。
⑨ライセンスクリアした後にWinActorを再起動すると新たな製品IDが設定されます。
なので⑧とあわせて「ライセンスクリアすると製品IDが変わる」というイメージです。
⑩【注意!!】製品IDが変わると発行済みのライセンスや登録済みのライセンスに影響がありますのでご注意ください。
・WinActorをライセンス更新する際に、更新ライセンスを発行し、ライセンス登録する前に登録中の古いライセンスを
ライセンスクリアしてしまうと、製品IDが変わって発行した更新ライセンスを登録できなくなります。
※ライセンス更新の際にはライセンスクリアは不要です。
参考)【WA0133】ライセンス更新(同じ環境で使う)
他にも以下のような場合に製品IDが変わります。
・「標準ユーザー用」を使っているパソコンに「管理者ユーザー用」をインストールした
→「標準ユーザー用」にライセンスを登録していた場合、そのライセンスを使えなくなります。
参考)【WA0206】【注意!!】標準ユーザー用を使っているPCに管理者ユーザー用をいれると、、
・「古いバージョンのライセンスの期限が切れました。、、」のダイアログが出た際に「はい」を押した
→ ライセンス発行してまだライセンス登録していない場合、発行したライセンスを登録できなくなります。
参考)【WA0139】ライセンス更新トラブルの例(製品IDを変えてしまった)
⑪ライセンスを使うWinActorを変更する場合は、もとのWinActorの製品IDで「ライセンスクリア証明書」を取得して、
次に使うWinActorの製品IDでライセンスを再発行します。(ライセンス移管)
参考)【WA0140】ライセンス移管(契約途中でPCを変える)
以上、なにかのお役に立てば幸いです。
<本投稿の動作環境>
OS:Windows10
WinActor:Ver.7.5.0
ライセンス方式:ノードロックライセンス方式
<お願い>
本投稿に関しての問合わせにつきましては、
恐れ入りますがコメントではなく、個別問合せにてお願いいたします。
★ライセンスコラムをまとめて読みたいときは ↓ ↓